手紙でも書こう
大切な友だちが就職のため東京へ行ってしまった。寂しすぎる。
彼は、ワタシの彼氏と、仕事の友だちと3人で家をシェアしていたので、恋愛のこともたくさんたくさん相談した。
食べるものを作って人に出すという曲がりなりにもクリエイティブな仕事をしているので『物を作り出すってなんじゃろな？クリエイティブってなんじゃろな』という話も何回もした。音楽の趣味も似ていたのでたくさんライブに行って、お酒も飲んだ。部屋にビールを持ちこんで朝までたくさん話をした。彼氏以外で異性にこれほど親密になることはないっていうくらいの、貴重な友だちでした。
その友だちのお別れ会があったので手紙を書いたのだった。あとは記録として残しておきます。自分の書いた手紙ってもう読めないからね。
けんじさま
とうとう東京へ行ってしまうのですね。
お餞別に吾妻光良＆The Swinging Boppersのライブバージョンをあげます。
このCDの1曲目「Things Ain't What They Used to Be」というのは、「ものごとは以前と同じではない」という意味です。
人生は流動的であり、ずっと同じところにいることはできないのですね。
今日会える人にもう会えないかもしれないということ、実は生活は変化に満ちていて毎日は違うものだということを普通に生きているわたしたちはついつい忘れがちです。そしてこういうときにふと思い出します。
それが普通なのでそれはそれでいいのですが、そういった毎日の変化に気付くこと、日々を大切にすること、ルーチンにならないように心を配ることが、ある意味「創造」につながると思いませんか？わたしはずっとそう思っているのです。ちょっと考えてみてください。
さて、何にせよ、奈良で暮らしたことは本当に楽しかったです。
わたしたちはもう大人なので、新幹線のチケットも買えるしいつでも会えますね。といいつついつでも会えないのがミソです。
ウッドストックにも行きましょう。いせやで飲むのを楽しみにしています。
2009.4.24 もえ
彼氏の家も、友だちが出て行ってしまったので一部屋空いている状態。
なのでワタシがそこに転がり込むことになりました。（来月から）
さて、引越しです。
ワタシにも新しい生活が待っているようです。忙しくなるかな。
バレンタイン
城崎の帰りに、京都伊勢丹に寄って『サロンデュショコラ』見てきた！ぴえーるえるめのマカロンはさすがに完売！
サダハル・アオキのマカロン１２こセットを購入したら、あきさんに「まかろんはやーだー」と言われた。なんでも、試食させてもらったボナとゆうとこのチョコがうますぎたらしい。「ボナ以外は受け取りません！」とまで。
でもまぁその日は12日とかだったのでそのマカロンはただのおやつとして二人ではんぶんこして食べて、わたしは後日、ボナを買いにまた京都まで出かけた。なんとけなげなことか。
ボナとゆうのは、一種類のカカオ豆だけを使って作られているカカオ75パーセントのチョコで（ふつうのチョコは何種類かのカカオをブレンドして作られているらしい）、何の変哲もない板チョコみたいなやつなのだった。飾り気もないような。世界の各地のカカオ農園の豆を使って作っているので種類はたくさんある。8種類のカカオが楽しめる小さいタブレットの詰め合わせを購入。いいお値段する。
これもはんぶんこして食べた。ほんとうにカカオによって味が違う！ビックリ！しみじみとカカオの味とか香り、余韻などを楽しむタイプのチョコ。最初は板チョコなんて・・・と思っていたけどこれはすげえ！食べ比べる価値あり！でした。それにしても、高級チョコの化粧箱ってテンションあがるわー。
あーへいわー。
城崎温泉に行ってきました。
ひさびさのVQ1005。夜の柳湯。
はじめは1泊のつもりだったんだけど、前日の夜が二人とも暇だったので「今夜から行っちゃう？」て話になり、電車を調べたら今日中に着くにはあと30分で準備しなければならない！！てことが判明したけど、がんばって用意して走って走って夜の10時過ぎに城崎についた。運良く宿も取れた。
それから2日間、温泉はいって、ごはん食べて、お酒飲んで、すきなときに寝て、すきなときに起きて、温泉はいって、また食べて、飲んで、温泉はいって・・・ていうループ。
げんじつに戻るのやだーーーーって思いながら帰ってきて、それぞれのうちに戻って、「あーなんか、ずっと一緒にいたから一人はさびしいね。」って言い合ってるうちに会いたくなって、せっかく家に戻ったのにまたうちまで来てくれた。いい休日を過ごした。・・・てか、誕生日だったのれす。城崎でしあわせな27歳をむかえました と、さ。
あけまして！
おめでとうございました！
新年は梅田のシャングリラでカウントダウンライブ中に迎えました。今年も音楽にいっぱい囲まれた年になるといいなあ。
元旦はしっかり働いて、2日から3連休をもぎ取り、実家へ里帰り。
あんなに小さかったいとこが、ひとりは高校受験でもうひとりは春から中学生だって。歳をとるはずです。
中学生になるほうは男の子なので「おっぱい好きか？毛はえたか？おねえちゃんとお風呂はいろか？」などとろくでもないからかい方をしていたら本気で嫌われた。まだまだ子どもだなあ！！！あと3年後、高校生になる年に、「おねえちゃんとお風呂はいろか？」って聞いてみるの楽しみだなあ！って思っていたら、その年にはわたしは30なのだった！がーん。このこたちには結局、わたしが「憧れのきれいなおねえさん」であることろを一度もみせてあげられなかったなあ。残念。ひじょうに無念。
年明けから履こうと思っていたOUTDOORのボクサーブリーフ（男子用）を新しくおろしてあきさんに会って、みてみてーん。かわいいやろーん。と言おうとしたらあまりにも色気がなく躊躇したんだけど、まあいいか、かわいいし、と思って見せたら特にコメントはなく、次の日の朝「なんかこの部屋のそのへんから男物のパンツが出てきて、誰のこれ？って聞いたら、もえが、えー？しらーん。ってとぼける夢を見た・・・。おまえらしい受け答えだった」って言われた。これが彼の初夢だったらしいです。ばかだなー。
そんなかんじでなんかいつもと変わらない一年が明けました。
今年はちょっと自制心をどうこう・・・まあつまりダイエットとかさ。
ゆるくやさしく、ニュートラルでいたいです。
仕事とかも、最近ルーチンな感じだけどそういうのって自分の気持ちしだいでなんとでもなるってわかったから、ちょっと今年はぐいぐいいきたいなー。たのしいほうへ。ものをつくることがすきだって忘れないように。見も心もかろやかに、猫みたいにしなやかに。わくわくする。こんなにわくわくする新年ははじめてだな。よかった！
2008年 クリスマス
24日も25日もお仕事だったので、23日にすこしはやめのクリスマスをお祝い。
と言っても、わたしたちもクリスマスディナーを提供する側なので22日は朝から、日付が変わって23日の夜の3時過ぎまで仕込みに追われていました。泣きたい。それでもあきさんは23日の朝の8時くらいに起きてくれて、一緒に京都へ。ふたりとも真剣に疲れている。
ごはん以外、予定を何も立てていなかったので四条河原町から三条をぶらぶら。
ずーーーーっと行きたかったパティスリーカナエへ。思ったより小さなお店だった。マカロンメインのお店でした。嗚呼。マカロンのかわいさよ。山椒のマカロンがすげええええおいしかった。わたしの作るマカロンとの違いにGAKUZEN。修行が足りません。明らかに。たまたま、カナエさんご本人がお店で接客をしていらっしゃったのでちょっと感動。わたしもマカロンを選んでもらいました。いやーやっぱりおいしかったなあ。すごいわ。
それから藤井大丸でわたしのセルジュトラバルのリングを墨入れのために入院させる。なんと無料で。それから靴みて、カバン見て、なんとなく街を歩くのに飽きたなあと思ったころに急遽あきさんが北山の植物園に行きたいと言い出したので地下鉄にのる。時間を調べてなかったので残念ながらもう温室は閉まっていて、冬の閑散とした植物園を散歩する。いつも犬の散歩でしているみたいに落ち葉もの上をがさがさ歩く。ああもう、わたしはたぶん、歳をとってあきさんとのデートを思い出すたびにこの落ち葉の上を歩いているイメージで思い出すんだろうなあ。
予約の時間が近づいたので三条に戻って、六曜社でコーヒー豆を買い、レストランへ。てゆうか、わたしはちょっとぼろくなったコースのブーツであきさんにいたってはビルケンの冬用のサンダルなのだった。大丈夫かと思ったけど、大丈夫でした。サービスがちょっといまいちな感じで、最後まであきさんが左ききなのに気付かずフォークが左側にセットされ続けた。これは決まり？こういう店に来て、おいしくごはんを食べていても結局同業者目線で見てしまうのはほんとに損だね。と言い合う。でも料理はおいしかったよ。野菜っておいしいなあ！って思えました。
ワインも結局がぶがぶ飲んで、お会計はおそろしいことに・・・・・・・！今年一番の贅沢を年末にしちゃった。
ふらふらよっぱらって、そのまま奈良へ戻る。なーんにもせずにバタンキュウ。だって、次の日も通し勤務ですから！ふたりとも！ってかんじで。
ロマンチックなことはなーんにもなかったけど（だってレストランのテーブルの上でさえ、ふたりはシモネタをしていたし）、でもおいしいものを食べて、お酒を飲んでゆっくり話せるのは幸せなことだと思った。たのしかったなあ！
予約した！
クリスマスのディナーは、ここで。これの京都店。
http://www.canoviano.net/
以前、うちの店のスタッフだったひとが今働いているレストラン。
14000えんのコース・・・！
わたしはちょっといい居酒屋で飲む程度のことを予想していたのであぜんとした。こんな値段じゃワイン飲めないなーとか言いながら予約してくれた。
