2008年 クリスマス

24日も25日もお仕事だったので、23日にすこしはやめのクリスマスをお祝い。
と言っても、わたしたちもクリスマスディナーを提供する側なので22日は朝から、日付が変わって23日の夜の3時過ぎまで仕込みに追われていました。泣きたい。それでもあきさんは23日の朝の8時くらいに起きてくれて、一緒に京都へ。ふたりとも真剣に疲れている。

ごはん以外、予定を何も立てていなかったので四条河原町から三条をぶらぶら。
ずーーーーっと行きたかったパティスリーカナエへ。思ったより小さなお店だった。マカロンメインのお店でした。嗚呼。マカロンのかわいさよ。山椒のマカロンがすげええええおいしかった。わたしの作るマカロンとの違いにGAKUZEN。修行が足りません。明らかに。たまたま、カナエさんご本人がお店で接客をしていらっしゃったのでちょっと感動。わたしもマカロンを選んでもらいました。いやーやっぱりおいしかったなあ。すごいわ。

それから藤井大丸でわたしのセルジュトラバルのリングを墨入れのために入院させる。なんと無料で。それから靴みて、カバン見て、なんとなく街を歩くのに飽きたなあと思ったころに急遽あきさんが北山の植物園に行きたいと言い出したので地下鉄にのる。時間を調べてなかったので残念ながらもう温室は閉まっていて、冬の閑散とした植物園を散歩する。いつも犬の散歩でしているみたいに落ち葉もの上をがさがさ歩く。ああもう、わたしはたぶん、歳をとってあきさんとのデートを思い出すたびにこの落ち葉の上を歩いているイメージで思い出すんだろうなあ。

予約の時間が近づいたので三条に戻って、六曜社でコーヒー豆を買い、レストランへ。てゆうか、わたしはちょっとぼろくなったコースのブーツであきさんにいたってはビルケンの冬用のサンダルなのだった。大丈夫かと思ったけど、大丈夫でした。サービスがちょっといまいちな感じで、最後まであきさんが左ききなのに気付かずフォークが左側にセットされ続けた。これは決まり?こういう店に来て、おいしくごはんを食べていても結局同業者目線で見てしまうのはほんとに損だね。と言い合う。でも料理はおいしかったよ。野菜っておいしいなあ!って思えました。
ワインも結局がぶがぶ飲んで、お会計はおそろしいことに・・・・・・・!今年一番の贅沢を年末にしちゃった。

ふらふらよっぱらって、そのまま奈良へ戻る。なーんにもせずにバタンキュウ。だって、次の日も通し勤務ですから!ふたりとも!ってかんじで。

ロマンチックなことはなーんにもなかったけど(だってレストランのテーブルの上でさえ、ふたりはシモネタをしていたし)、でもおいしいものを食べて、お酒を飲んでゆっくり話せるのは幸せなことだと思った。たのしかったなあ!